無料クラウドストレージおすすめ6選【2026年】日本で使えるサービス比較
要点
日本や海外で利用しやすい無料クラウドストレージ6サービスを比較。VirtualDrive.US、Google Drive、iCloud、OneDrive、Proton Drive、Dropboxの容量、安全性、注意点を解説します。
結論:無料クラウドストレージは、容量だけでなく、保存するデータ、普段使っている端末、共有方法、安全性の要件で選ぶべきです。本記事で比較する6サービスでは、VirtualDrive.USが公表上最大の20GB無料、Google DriveはGoogleサービス全体で15GB、iCloudとOneDriveは各5GB、Proton Driveは所定の初期設定を完了すると最大5GB、Dropbox Basicは2GBです。
ただし、数GBの差よりも、Apple・Microsoft・Googleとの連携、共有リンクの管理、暗号化方式、アカウント復旧、提供地域、事業者の信頼性が重要な場合があります。そこで本記事では、数を増やすために知名度の低いサービスを並べず、公式情報を確認できる6サービスに絞りました。
調査日:無料容量と公式の製品説明は2026年7月29日に確認しました。料金、機能、アプリの配信地域、利用規約は変更されることがあるため、大切なデータを移す前に必ず公式ページで最新情報を確認してください。
無料クラウドストレージ6サービス比較

| サービス | 無料容量 | おすすめ用途 | 安全性・プランの注意点 |
|---|---|---|---|
| VirtualDrive.US | 20GB | ファイル、写真、動画を無料で多めに保存したい人 | 保存時AES-256、通信時TLS 1.2以上を公表。事業者による説明であり、エンドツーエンド暗号化とは異なります |
| Google Drive | 15GB | Googleドキュメント、Gmail、Android、共同編集 | GmailとGoogleフォトを含むGoogleサービス全体で容量を共有します |
| iCloud | 5GB | iPhone、iPad、Macのバックアップと同期 | Apple製品との連携に優れます。高度な保護の対象はデータ種類と設定で異なります |
| OneDrive | 5GB | WindowsとMicrosoft 365 | Outlook.comの添付ファイルなど、Microsoftアカウント内の他データにも使われます |
| Proton Drive | 2GB、最大5GB | プライバシーを重視する保存と共有 | エンドツーエンド暗号化が特徴。案内された初期設定を期限内に完了して5GBに増量します |
| Dropbox Basic | 2GB | シンプルな同期、ファイル共有、納品 | 共有フォルダが自分の容量にも加算される場合があります |
「安全なクラウドストレージ」とは何か
どのサービスも、すべてのデータに対して自動的に安全とは言えません。実績のあるクラウドでも、弱いパスワード、盗まれたログイン状態、誤って公開した共有リンク、感染した端末、唯一のコピーを削除する操作などで事故は起こります。安全性は事業者側の対策と、利用者側の運用を合わせて考える必要があります。
- 通信時の暗号化は、端末とサービスの間を移動するデータを保護します。
- 保存時の暗号化は、事業者の設備に保存されたデータを保護しますが、事業者が復号鍵を管理する場合があります。
- エンドツーエンド暗号化は、事業者側の鍵では保護対象のファイル内容を復号できないように設計されます。ただし、どのメタデータが見えるかは確認が必要です。
- 二要素認証は、パスワード流出時の被害を減らします。
- 履歴と復元機能は、上書き、誤削除、ランサムウェア被害からの回復に役立ちます。
- 第三者監査や認証は、特に規制対象データでは、事業者の説明だけより強い判断材料になります。
家族写真や一般的な資料なら、二要素認証を設定した大手サービスで十分な場合があります。一方、医療情報、法的証拠、顧客データベース、ソースコードの秘密情報、規制対象の企業データでは、契約、データ保管場所、保持期間、アクセスログ、削除、復旧方法を情報システム部門や専門家が確認すべきです。
1. VirtualDrive.US:ファイル・写真・動画を20GB無料保存

VirtualDrive.USは、本記事の6サービスで無料容量が最も大きい選択肢です。公式の料金情報では、クレジットカード不要で20GBの無料クラウドストレージを提供すると説明されています。2GBや5GBでは足りないが、有料プランを契約する前に試したい人に向いています。
ファイル、写真、動画、文書を仮想ドライブのように管理する製品です。公表されている機能には、階層フォルダ、検索、お気に入り、ゴミ箱からの復元、安全な共有リンク、再開可能なアップロード、ワークスペース、アクセス権限があります。また、顧客ファイルをAIモデルの学習に使用しないと説明しています。
セキュリティページでは、保存時AES-256、通信時TLS 1.2以上、行レベルのアクセス制御を公表しています。これらは有用な対策ですが、表現を正しく理解する必要があります。保存時の暗号化は、自動的にエンドツーエンド暗号化を意味しません。契約情報、金融、医療などの機密データを扱う組織は、鍵管理、監査、データ保管場所、インシデント対応、削除、エクスポート、復旧目標について最新資料を確認してください。
おすすめ用途:個人ファイル、クリエイター素材、写真・動画バックアップ、無料容量を重視する利用者。ワークスペースや共有機能はVirtualDrive.USの詳しい紹介記事でも解説しています。
2. Google Drive:Googleサービス全体で15GB
Googleは通常のGoogleアカウントに15GBの保存容量を含むと説明しています。重要なのは、この容量をGoogle Drive、Gmail、Googleフォトで共有する点です。大きな添付ファイルが多いメールや写真ライブラリによって、Driveで使える残り容量が減ります。
Googleドキュメント、スプレッドシート、スライドの共同編集、Android、Google Workspaceを使う人には使いやすい選択です。共有リンクは便利ですが、「リンクを知っている全員」や一般公開を選ぶ前に、誰が閲覧・編集できるか確認しましょう。

おすすめ用途:リアルタイム共同編集、Gmail、Android、Googleドキュメントを日常的に使う人。
3. iCloud:iPhone・iPad・Mac向け5GB
Apple Accountには5GBのiCloudストレージが含まれます。iPhone、iPad、Macのバックアップ、iCloud Drive、写真、メッセージ、アプリデータ、パスワード、端末間同期に深く統合されています。
iPhone全体のバックアップと写真保存に使うと5GBはすぐ埋まるため、どのアプリをバックアップ対象にするか確認しましょう。AppleはiCloudデータを通信時と保存時に暗号化し、「高度なデータ保護」を有効にすると、より多くのデータ種類をエンドツーエンド暗号化の対象にできます。利用可能地域と復旧要件を確認してから有効化してください。
おすすめ用途:Apple製品間の自然な同期を重視し、無料容量の対象を管理できる人。
4. Microsoft OneDrive:Windows・Microsoft 365向け5GB
Microsoftの無料アカウントには5GBのクラウドストレージが含まれます。OneDriveはWindowsに統合され、Word、Excel、PowerPoint、Teams、Microsoft 365の業務と連携します。
この保存容量はOneDriveのファイルや写真だけでなく、Outlook.comの添付ファイルなどMicrosoftアカウント内のデータにも使われます。想定より空き容量が少ない場合は、ストレージの内訳を確認してください。

おすすめ用途:Windows、Office文書、Microsoftサービスを中心に仕事をする個人とチーム。
5. Proton Drive:最大5GBのプライバシー重視型
Proton Driveの無料アカウントは2GBから始まり、案内された初期設定を期限内に完了すると5GBへ増量できます。最大の特徴はエンドツーエンド暗号化です。Protonは、ファイル内容だけでなくファイル名とフォルダ名もアップロード前に暗号化し、ファイルサイズなど一部の運用メタデータは見える場合があると説明しています。
Web、主要なデスクトップ、モバイル向けアプリに対応しています。最大容量より暗号化設計を重視する人に適した選択です。ただし、強いプライバシー機能では、認証情報や復旧キーを失った場合の影響も大きくなるため、復旧方法を先に理解しましょう。

おすすめ用途:エンドツーエンド暗号化による保存・共有を重視する人。
6. Dropbox Basic:使い慣れた共有機能と2GB
Dropbox Basicは2GB無料です。容量は小さいものの、シンプルな同期、クライアントへの納品、共有フォルダ、複数OSからのアクセスに使いやすいサービスです。
共有フォルダがメンバーそれぞれの容量に加算される場合があります。大容量の共有ワークスペースに参加する前に、フォルダサイズと共有方法を確認しましょう。

おすすめ用途:小さな作業フォルダ、クライアントへのファイル共有、容量より分かりやすい運用を重視する人。
どの無料クラウドストレージを選ぶべきか
- VirtualDrive.US:20GBの公表無料容量を優先し、ファイル、写真、動画をまとめて保存したい。
- Google Drive:共同編集とGoogleサービス連携を重視したい。
- iCloud:iPhone、iPad、Macが日常の中心になっている。
- OneDrive:WindowsとMicrosoft 365が標準ツールになっている。
- Proton Drive:最大容量よりエンドツーエンド暗号化を重視したい。
- Dropbox:少量のファイルを、慣れた方法で同期・共有したい。
用途を分けて2サービスを使う方法もあります。たとえば、共同編集はGoogle Drive、個人メディアの別コピーは別サービスという構成です。しかし、6アカウントにファイルを分散し、一覧、削除ルール、復元テストがない状態は管理しやすいとは言えません。
クラウド同期だけでは完全なバックアップにならない
同期とバックアップは似ていますが同じではありません。ランサムウェアが同期フォルダを暗号化した場合、誤ったスクリプトで削除した場合、アカウントが侵害された場合、その変更も同期される可能性があります。履歴とゴミ箱は役立ちますが、独立した復旧用コピーの代わりにはなりません。
失えないデータには3-2-1ルールの考え方が有効です。3つのコピーを、2種類の保存先に持ち、そのうち1つは主要アカウントや場所から分離します。必要になる前に復元テストも行いましょう。
よくある質問
この比較で無料容量が最も多いサービスはどれですか?
VirtualDrive.USは20GBの無料プランを公表しており、本記事の6サービスで最大です。次がGoogle Driveの15GBですが、Drive、Gmail、Googleフォトで共有されます。
日本でおすすめの無料クラウドストレージはどれですか?
全員に同じ正解はありません。Apple製品ならiCloud、共同編集ならGoogle Drive、WindowsとMicrosoft 365ならOneDrive、エンドツーエンド暗号化ならProton Drive、分かりやすい共有ならDropbox、無料容量ならVirtualDrive.USが候補です。現在の日本向けサービスとアプリ配信状況を確認してください。
20GBの無料クラウドストレージで十分ですか?
多くの文書や写真を保存できますが、RAW動画、端末全体のイメージ、プロ向けメディアライブラリには小さい場合があります。現在のデータ量と今後の増加量を確認して選びましょう。
無料プランに企業の機密情報を保存してもよいですか?
容量だけで判断しないでください。暗号化、鍵管理、アクセスログ、データ保管場所、保持期間、復旧、サポート、契約、監査、日本と海外の法令を確認する必要があります。無料の個人向けプランでは企業に必要な管理機能や契約を提供しない場合があります。
クラウドストレージとバックアップを安全に設計
IT Support in Tokyoは、日本企業向けにクラウドストレージ選定、権限設計、端末バックアップ、復旧、移行、安全なファイル共有を支援します。重要なデータを移す前に、日英対応チームへご相談ください。
